ども、アニオタ期間工の豚野郎です。

このブログを読んでくださっている方の殆どはご存知かもしれませんが豚野郎は現在ホンダ期間工として製造業の仕事をしています。

そしてこれもご存知の方も多いと思いますが、俺が人生ではじめて製造業の仕事に付いたのもこのホンダの工場でした。

学生の頃サービス業のアルバイトはそこそこな数こなしてきましたが、工場で黙々と作業をするタイプの仕事は1度もして来なかったのではじめてホンダの工場へ配属される時色々な不安を抱えながら出勤する事になりました。

今回は俺がはじめて工場に配属された時に思った事や想像とのギャップなど感想、今だから分かる先輩期間工が新人期間工に対して思っている事を書いていきたいと思います。

期間工に対するイメージ

俺がはじめて期間工を知ったのはとあるyoutube動画でした。

そう、期間工ならご存知の方も多いと思います、もときちゃんの動画です。

どういった経緯でこの動画にたどり着いたのかは今となっては覚えていませんがこの動画ではじめて期間工と言う言葉を知って『期間工ってなんぞ???』と疑問に思い期間工に関して調べ始めました。

期間工って怖すぎる

この動画ではそうでもないと言われていましたがいざ調べてみると期間工と言う仕事は
・期間工は社会の底辺
・期間工にろくな奴は居ない
・期間工も糞なら上司も糞
・肉体的に非常にツラい
・場合によっては大けがもする(指が飛んだと言うスレを読みました)

と悪評ばかり出てきました。

しかし1つだけ非常に魅力的な特徴も見つける事ができました。

それは、

稼げる

と言う事です

ネットを漁っていると恐ろしい額の給与明細が出て来たり1000万単位の貯金額を公開している人もごくわずかですが存在しました。

この頃俺は個人事業にも限界を感じて来ていて稼げる仕事は無いかと色々探していた所だったので速攻で食いつきました。

しかしこの稼げると言う事が逆に仕事のツラさを連想させてしまいこの頃にはもときちゃんの”そうでもない”と言う言葉は既に忘れ去られていて
期間工=恐ろしくツラい仕事
と言う方程式が俺の頭に刻み込まれていました。

その結果俺がホンダの期間工に申し込んだ時の勝手なイメージは

期間工は凄くツラい肉体労働で工場内は罵詈雑言があちこちから聞こえるミスなんて絶対に許されない恐ろしい職場。

と言う物でした。

配属初日

雇用契約や健康診断などを終えはじめて自分の働く工場へ足を踏み入れた時俺は人間である事を捨てる勢いで腹を括っていました、これは冗談では無く結構マジです。

俺がはじめて工場に配属されたのは二十歳そこそこの坊やだった頃です、社会経験の浅さからネットの情報を鵜呑みにしてこれから凄まじく理不尽な生活が始まるのではないかとドキドキしながら初めの受け入れ説明をうけました。

しかしその後に予想に反してあまりにも普通過ぎる受け入れ説明に戸惑う事になります。

初めに大きな会議室で1日の説明を受け作業着を受け取り15人ずつぐらいに別れて小さい会議室で座学をして昼食をとりその後また少し座学、それが終わると自分の配属された部署から上司が迎えに来て一緒に詰め所?へ行く事になりそこで自分が配属された部署に付いて詳しく説明されその日は終了しました。

当時俺の事を担当してくれていた講師?の人も迎えに来た上司の人も非常に気さくな人で全く怖くありませんでした。

内心『あれ???なんか思っていたのと違う???』と戸惑いながら1日が終了しました。

実際に仕事が始まってから

俺がはじめて交代勤務として出勤したのは1勤でした。

朝、電車の始発が動き出すより速く会社のバスに乗って工場に向かい作業着に着替えて職場に向かいます。

この時たくさんの人が死体のような顔をしながらバスで送迎され工場という閉鎖環境に赴く景色を見ながら自分もそれと同じ行動を取っている事に『賭博黙示録カイジ』に出てくる帝愛グループの地下施設で行われている強制労働を連想して

豚野郎豚野郎

確か帝愛グループの地下施設も住み込みの肉体労働だったな。
確かあ〜ゆ〜のたこ部屋って言うんだっけ?
俺もこれからあんな地獄の日々を送るのか。泣きたい。。。

なんて思っていたのは今となっては良い思い出です。

帝愛グループの地下施設で労働者の監視をしている黒服連中は相当おっかなかったですよね、工場の先輩もそんな感じかとこの時は考えていました。

期間工をはじめて1週間で思った事

俺が期間工として工場に配属されて1週間、ちょこちょこと作業させてもらえる様になった頃、配属前に思っていた事の殆どが間違いであったと自分の中の考えが覆されていました。

工場で働く人は怖く無い
実際はそんな事は全然ありませんでした、むしろ皆凄い優しい人ばかりです。
中には挨拶してもスルーしてくる無愛想な人がごく稀に居ますが俺の付いた工程の周りの人は皆凄い優しい人ばかりでした。

ミスをしたらあり得ないほど怒鳴られ無い
これも思い違いでした、俺は最初結講ボルトを斜めにさしてしまって山を上げていましたが(上手くボルトが刺さらない事)皆さん口を揃えて『最初はそんなもんだよ』と言ってくれて凄い精神的に助かったのを今でも覚えています。

仕事量が無謀でも無いかもしれない
当時まだ全然仕事のスピードが追いついていなくて俺個人としては『こんなの絶対無理、できる訳が無い』と思っていましたが俺に教えてくれていた先輩期間工さんは余裕で仕事をしていて『なれれば誰でもできる様になるから大丈夫。俺も最初はできなかったし』と教えてくれていた事もありそんなに無謀な仕事量でもなさそうと思える様になっていました。

大けがをする事は少ない
これも滅多な事が無いとあり得ない様に思います、この頃既に耳にたこができるぐらい安全に関する説明を受けて今までの事例などもたくさん見せられて作業に入りました。

満了を控えた今、当時を振り返って

今となっては俺もベテランのホンダマンです。

当時俺が思っていた事に付いて今の俺の考えを書いていこうと思います。(現在新人に教えていて思う事)

新人に完璧なんて求めていない
新人の期間工は何もできないと言う事は先輩期間工も分かっています、何たって自分もそうでしたから。
なので仕事ができない前提で仕事を教えます、できなくて当然だと思っていますのであまり緊張しないで良いと思います。

期間工にも普通の人が多い
当時期間工には変な人ばかりだと思っていましたが実際は普通の人の方が多い様に思います。
確かに変わり者も居ますが基本的に皆さんコミュニケーションの取れる普通の人ばかりですので安心してください。(少数ですがくせ者も居ます)

仕事量は余裕
これは半年もすれば分かりますが仕事量はいずれ余裕になってきます。
1年もしないうちに別の事を考えながら『あぁ今日もなげーな』とダラダラ仕事ができる様になると思います。
俺はそうでした。

大きな怪我はまぁ無い
朝礼の報告で骨折したなど聞きますが俺の部署ではありませんでした。
俺も指が痛い事意外には特に怪我等ありませんでしたし指の痛みも1年を過ぎる頃には気がつくと無くなっていました。
今はちょっと指が張ってるかな?と感じるぐらいです。

期間工と言う仕事はそこまで恐ろしい仕事ではない
俺も初めのうちは稼げる分大変なんだろうなと思っていましたがそうでもありません。
期間工は交代手当、残業手当、深夜手当がしっかり出ているから稼げるだけで仕事の質に関する賃金はそこまで高く無い様に思います。
そしてあの閉鎖されている環境と期間の定まった雇用契約である事と言うデメリットが家賃無料や一時金の高騰を実現しているんだと思います。
あまりにも体力が無さ過ぎるのは厳しいかもしれませんが元引きこもりのトレーダーが契約更新できるぐらいの辛さだと思います。(一部ハズレ工程あり)

まとめ

俺はネットでボロクソに言われているほど期間工と言う仕事がひどいとは思っていません。

むしろ1つの雇用形態として有りだとすら思っています。

しかしこの仕事は長期間やる物でもないと思っています。

何かしら目標を立ててその目標が達成するまでの間やるべき仕事だと思っています。(まぁ大量に貯金するのが前提で正直頑張るのはめんどくさいし学歴も無いから期間工で良いと言うならそれで良いと思いますが)

人それぞれ色々な意見がありますから『期間工なんて』と否定する人も居ると思うので俺個人の意見として聞いてもらいたいのですが、もし何か目標があってその為にお金が必要ならば期間工になってみても良いんじゃないかと言うのが個人的な意見です。

当然交代勤務が辛いとか指の痛みが取れないなどマイナス点もありますがそれを補って余あるメリットがこの仕事にはあると思いますので辛い仕事でも頑張れると言う方は是非一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

それでは!ノシ